OCD(強迫性障害)のグループ行動療法参加者募集中
ショートケアプログラムの一環として、OCD(強迫性障害)改善のためのグループ行動療法プログラムを4回1シリーズの予定で行っています。グループ行動療法は効果が高く報告されておりますが、道内はもとよりわが国においては全国的にも稀少な試みではないかと思います。
興味のある方は、診察時にお問い合わせ下さい。(当院通院中でない方は、事前に初診した上で参加の適否を相談させていただきます)
【プログラムの目的】
このプログラムは、「やめたいのにやめられない(強迫症状)」の改善のための方法を具体的に理解し、強迫症状にとらわれずに生活していくためのきっかけをつかむことを目的としております。プログラムで理解した具体的なアイディアを日常生活で実践していくことで、悩まされている強迫症状が緩和されていくことが目的です。
※OCDとは、強迫性障害の略語です。
【プログラムの内容】
OCDに対して有効な行動療法に基づいたプログラムです。
ポイントとなるエクスポージャー&儀式妨害という方法をメインに理解し、体験的に取り組み、日常生活で取り組む課題を具体的に見つけていくという事を行います。
やめたいけどやめられないことをやめていくことのモチベーションや勇気は、一人よりもグループで取り組む方が高まります。「こんなに苦しいのは自分だけ・・・」と考えてしまいがちです。「自分だけじゃないんだ。がんばろう」そんな思いに至るきっかけにもなれたらと思っています。
参考書籍:図解やさしくわかる強迫性障害 原井宏明・岡嶋美代著
やめたいのに、やめられない(強迫性障害は自分で治せる) 岡嶋美代著
【次の日程】 平成28年8月頃(日程未定)の木曜日午前中。4回1シリーズで行います。
※北区のカウンセリングルームこころsofaの代表カウンセラー臨床心理士・認定行動療法士である太田滋春さんが担当します。